【ヘーベルハウスの外壁塗装で知っておくべきこと】費用や塗装タイミングについて
ヘーベルハウスにお住まいで、
「どのタイミングで外壁塗装をすればいいんだろう」「どこに依頼すればいいんだろう」
とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
頑丈な作りで有名なヘーベルハウスですが、適切なメンテナンスを行うことで外壁をより長持ちさせることができます。
この記事ではヘーベルハウスの外壁塗装をしようと検討されている方に向けて、塗装するべきタイミングや費用の相場について解説していきます。
外壁の性能についても紹介しているので、自分の家の特徴を詳しく知りたいという方もぜひ参考にしてください。
1ヘーベルハウスの外壁の特徴
ヘーベルハウスの外壁には耐久性の高い家を作るために、「ALC」という建材が使われています。
「ALC」は“Autoclaved Lightweight aerated Concrete” (高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の頭文字をとって名付けられた建材です。
今や超高層ビルから一般住宅にいたるまで、現代建築に欠かせない材料として位置づけられています。
参考:旭化成建材株式会社 ALCとは
https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/alc/about/
そんな性能の高い建材が使用されているヘーベルハウスの外壁の特徴を4つにまとめました。
①耐久性が高い
劣化や腐食に強く長寿命であるのが特徴です。
壁材には30年耐久の塗料が使用されており、適切なタイミングで外壁塗装をすることで長持ちさせることができます。
また、外壁の基礎構造には制震フレームが採用されており、地震にも強い性質を持っています。
②軽量である
ヘーベルハウスの外壁は、特殊な製造工程を経て作られます。パネル内部に気泡を形成することで通常のコンクリートよりも密度が低くなり、軽量化を実現しています。
この軽量性は災害が起きた時の建物・地盤への負荷を軽減し、耐久性・耐震性に貢献しています。
③遮音性に優れている
外壁の内部の気泡は、音を吸収する役割もあり遮音性が高いという特徴があります。
遮音性には外部からの音を防ぐという働きだけではなく、室内の音を外に漏らさないという働きもあります。
遮音性の高い住居では、外の騒音を気にすることなく、そして室内では好きなことに自由に取り組むことができます。
④耐火性・断熱性が高い
ヘーベルハウスが使用するALCコンクリートは国土交通大臣認定の耐火構造部材であり、高い耐火性を持っています。
また内部に多くの気泡があることで、優れた断熱性を発揮し、外部からの温度変化を遮断してくれます。
この2つの特徴から、もし火災が起きた場合でも被害を最小限に抑えてくれます。
1995年に起こった阪神・淡路大震災において、ヘーベルハウスは全半壊ゼロという強さを発揮しています。激しい揺れでも倒壊せず、地震後に発生した大規模な火災でも建物が防火壁となって、近隣の類焼・延焼も食い止めました。
引用:旭化成ホームズ ヘーベルメゾンの防災力
https://www.asahi-kasei.co.jp/maison/ad/bousai/index.html/
2ヘーベルハウスの外壁塗装をするべきタイミング3選
一般的に外壁塗装の塗り替えは10年に1回と言われたりしますが、ヘーベルハウスの場合、耐久性の高い素材が使われているため、10年以上はもつことが多いです。
外壁塗装のタイミングは、基本的に外壁の状態から判断します。
塗装をするべき壁の劣化症状についてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
①外壁にヒビが入っている
外壁には、壁材のつなぎ目を埋めるためのシーリングが施されています。
ヘーベルハウスのシーリング材は高い密着性、耐久性を備えていますが、紫外線や雨風の影響で劣化してくるとひび割れにつながります。
シーリングがひび割れてくると、水の侵入、雨漏りのリスクが高まるため、ひび割れが起こる前に対処するのがおすすめです。
シーリングは最初に傷みだす場所でもあるので、ひび割れに気付いたら、外壁塗装のタイミングと考えましょう。
②外壁が色褪せてきている
耐久性の高いヘーベルハウスの外壁ですが、年数を経るごとに色褪せてくることがあります。
色褪せは紫外線や化学反応が原因となりますが、汚れとは違い掃除で落とすことはできません。
外壁の色褪せは古びた建物の印象を与えてしまうため、色褪せに気づいたら早めに塗装業者に相談しましょう。
③チョーキング現象
壁を手で触って白い粉がつく場合は、チョーキング現象が考えられます。
白い粉の正体は、経年劣化した壁の塗料です。外壁は雨風、紫外線から建物を保護する役割がありますが、チョーキングが発生してしまうと雨水が侵入しやすくなってしまいます。
雨水が侵入し続けると、外壁自体の寿命も縮まってしまうため、できるだけ早めに補修するのがおすすめです。
ただし、チョーキング現象と思いきや、ただ壁に砂やホコリが付着しているだけだったというケースもあります。チョーキングかどうかを見極めるには専門的な知識が必要となるため、「チョーキングかも?」と思ったらプロに相談するようにしましょう。
3ヘーベルハウスの外壁塗装の費用は?
ヘーベルハウスの外壁塗装は、補修面積や塗料の種類、外壁の状態によって作業範囲が異なるため、それに伴って費用も変動します。
一般的な外壁塗装に比べると、機能性や耐久性に優れている分、塗装費用も高くなる傾向にあります。
実際にかかる費用としては、塗装専門店に依頼した場合、約120万円〜200万円ほどが相場です。
外壁塗装を行う時に、屋根やベランダなどの防水工事も一緒に施工するケースが多いため、一度見積もりを取って金額を把握するのが良いでしょう。
外壁塗装は建物の耐久性と美観に大きな影響を与えるため、予算を節約することも大切ですが、依頼先、品質を重視することも重要です。
4ヘーベルハウスの外壁塗装を専門店に依頼するメリット
ヘーベルハウスの外壁塗装を行うとなると、ヘーベルハウスに依頼する場合と、専門店に依頼する場合があります。
家を建てたヘーベルハウスに依頼するのが普通なのでは?
とお考えの方も多いでしょう。
実は、専門店に依頼することで得られるメリットも大きいことが知られています。
ここでは、専門店に依頼する3つのメリットについてご紹介します。
①価格を抑えられる
塗装専門店に外壁塗装を依頼すると価格を抑えられる可能性があります。
ハウスメーカーの塗装は下請け業者に依頼されるため、中間手数料が発生します。
直接専門店に依頼すれば、中間手数料がかからない分価格を抑えて外壁塗装を行うことができます。
②品質が高い
ヘーベルハウスに外壁塗装を依頼すると、下請けのリフォーム会社が工事を行います。リフォーム会社は塗装を専門で行っているわけではなく、リフォーム全般を扱っています。
一方塗装専門店であれば、塗装をメインに取り組んでいるので、職人の質や技術力が高い傾向にあります。工事品質を重視したいという方には、塗装専門店に依頼するのがおすすめです。
③さまざまな業者を検討できる
専門店であれば複数の業者から自分の住宅に合った依頼先を選ぶことができます。
大切な住まいの工事を任せるとなると、業者選びに失敗したくないですよね。
業者によって、得意とする分野、強みはさまざまです。
価格を抑えたいのか、仕上がりを重視したいのか、施工の早さを求めるのか、外壁塗装における優先順位を決めて検討するのが良いでしょう。
5ヘーベルハウスの外壁塗装は柿澤塗装店にお任せください!
弊社はヘーベルハウスに特化した外壁塗装の専門店です。
神奈川を中心として創業より累計5,296棟の施工に携わらせていただいております。
へーベルハウスは住宅の中では最高峰の住宅として君臨し、メンテナンスもまた高度な技術が必要です。
私たちは専門の職人の技術によりへーベルハウスの持つ重量感や品質を損なうことなく施工することができます。
高度な技術と品質を保証し、お客様の大切な財産を確実にお守りすることを約束します。
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